えすかれーしょん

だめーじ

だめーじ

移っていく。

安全圏は存在しない。

他の所で起きた痛みが、自分の所までやってくる。

自国さえ良ければイイという経済を、あざ笑うように。

自社さえ良ければイイという常識を、たしなめるように。

他国で起きたコトのダメージも、他の国まで派生する。

今年は震災があり、同時に津波があり、さらに原発が事故を起こした。

その前に、リーマンショック、ギリシャショックがあった。

それによって、良いお客さんだったアメリカの消費が落ち込み、同時にヨーロッパへの消費も期待出来ない。

日本にとって、大打撃の年となった。

さらにタイの洪水。まるで関係ないと思われていた、タイの洪水は日本の生産拠点を、ズタズタにした。

コレはまだこれからダメージとして表れていく。

もしも、中国経済が落ち込むコトがあれば、日本は相当苦しい状態になる。

それでイイのかもしれない。日本だけでなく、他の国も苦しい。

当然のコト。自国の利益を考えてきた。シェアの取り合いだけを考えてきた。

優れたモノを作る為に、シェアの取り合いというのは必要かもしれない。でもそれは小さな世界での話。

または、お金が回っている中での話し。

お金は、国で区切られ、他の国までは回らない。とても回りにくい状況になっている。

その中で、シェアの取り合いをすれば、それに勝った国にお金は集中する。

それに負けた国は、お金が減り、正確にはお金の価値が無くなり、インフレを起こしていく。

世界経済は、全て繋がっている。

アメリカだけを見ていれば良かった時代は終わった。

他の国が豊かになるコトしか、日本が経済を取り戻す道はない。

このブログの中で、何度もそれは訴えている。でも、影響力が無さ過ぎて、形には表れない。

やはり痛みが必要なのかもしれない。本当に苦しくて藻掻かないと、考えない。

経済が世界規模で影響を与え合うという現状で、シェアの奪い合いが自殺行為だと気づかない。

他の国で起きた影響は、以前より早く症状として表れる。

島国にもその影響はくる。聖域など無い。

まだ世界の国々は、国益という真逆の方向に進んでいる。

もちろんうまく行っていない。自国益だけ考えて、うまくいくハズがない。

たとえ一時うまく行っているように見えても、すぐにおかしくなる。

本当に苦しくなって、世界規模で経済の流れを見るコトが出来るように、なるのだと思う。

痛みを伴わなければ、やはり大きな変革は不可能。ダメージが足りない。

このダメージの蓄積は、日本が世界にお金を回すべき解決策を、気づかせようとしている。

経済の未来のカタチを、気づかせようとしている。

それはシェアの奪い合いの結果、ふん詰まりになってしまった経済からの、脱却を示している。

この便秘経済は病気であり、正常ではない。

流れが滞る、ふん詰まる経済は、不健康だという答えに、辿りつかなければイケない。

ダメージは、移る。溜め込む自国益は、悪化させる。痛みをうけて、それで変わればいい。最悪は、それでも変われないコト。

-えすかれーしょん